漁協補助事業

主な整備目標

イカ荷揚場 屋根かけ事業(水産庁補助事業)

現在、野天で荷揚げ、競り、積込みを行っているイカ漁について、日照害や鳥糞害を効果的に防ぐため、イカ荷上揚の屋根かけ施設を高度衛生化事業として新設・整備する計画を進めている。既に市場では評価の定着している三沢沖産昼イカ「赤とんぼ」であるが、これを整備することで、野天の影響に対する懸念を払拭し、鮮度に加え衛生面もアピールして更なる魚価向上をめざし、ひいては漁業者の所得向上を図る。

魚市場衛生化事業(防衛省補助事業)

既存の魚市場を、高度衛生化に対応した施設に改修し、(一社)大日本水産会の評価認証「優良衛生品質管理市場・漁港」を取得することにより、当市魚市場を介して販売される魚介類全体のイメージ向上を図り、魚価向上と漁業者の所得向上につなげていく。なお、市場としてのハード整備と並行してソフト面での衛生管理マニュアルの整備も実施し、運用面での衛生化についても検討を進めていく。

漁業監視カメラ整備事業(三沢市補助事業)

衛生化や鮮度向上など、水産物の品質に直接影響がある取組み以外で、魚市場の防犯・保安上の問題もクリアされるべき課題である。生鮮魚介類を扱う魚市場において、部外者の侵入による場内汚染や犯罪行為が市場のイメージ低下を招き、魚価低迷・所得低迷につながることから、これらの損失を未然に防ぐ取組みとして、漁港内への監視カメラの設置事業を進める。